ジブリによる映画化が決定している「君たちはどう生きるか」。
公開は7月14日に決定しています。
原作は1937年に発売されている吉野源三郎の小説で、この小説が実に80年後の2017年、漫画化され大ヒットしました!
その後、ジブリによる映画化も決定して、未だに話題にあがるのですごいですよね。
そんな「君たちはどう生きるか」ですが、ネット上の意見では気持ち悪いと批判や違和感の声もあるみたいです。
今日の記事では「君たちはどう生きるか」の批判や違和感、気持ち悪いという意見を3つのポイントにまとめていきます。
「君たちはどう生きるか」3つの批判ポイント
- マスコミが取り上げすぎている。
- 賛美ばかりで批判的意見が見当たらない。
- 漫画の表紙が小説の雰囲気と違いすぎて嫌悪感を抱く。
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
「君たちはどう生きるか」気持ち悪い理由
1.マスコミが取り上げすぎている
「君たちはどう生きるか」が漫画化された2017年〜2018年にかけて、当時、マスコミがこぞって取り上げ、NHKでも特集されるなど、不自然なほどに盛り上がっていました。
小説は80年前の作品にも関わらず、漫画は累計100万部突破するなど異常にヒットし、異様な盛り上がりと売れ方に「気持ち悪い」と感じる人も居たようです。
NHKがまるでノーベル文学賞でも取ったかのように盛大に持ち上げた特集やってて気持ち悪いなぁって番組変えた印象しかない、君たちはどう生きるか。
— Sion (@Sion_IYH) December 14, 2022
「君たちはどう生きるか」は読んでないけど、売り出し方が気持ち悪いから読む気にならない。
— いとっと (@itotto0205) March 27, 2018
一方で原作本、漫画共にAmazonのレビューもチェックしてみたのですが、批判レビューをされている内容には「共産主義」や「全体主義」が過ぎて現代の考え方には合わないという意見があったものの、「気持ち悪い」というようなレビューは見当たりませんでした。
よって、気持ち悪いというのは作品の内容というより漫画化された当時のマスコミの売り出し方、騒ぎ方に対する意見のようです。
賛美ばかりで批判的意見が見当たらない。
漫画化されてマスコミが異様に盛り上がっていた2018年には、テレビやメディアでは批判的意見は一切取り上げませんでした。
君たちはどう生きるか。なんか気持ち悪いよ。賛美ばかりで、そういう感想が出ないのが逆に怖いよ。
— 車エビ (@ffjjddww88) April 1, 2018
ブラック…?なんでも一律にしろと?
ところで今回の『日本国記』と比べ
『君たちはどう生きるか』テレビラジオで気持ち悪いくらいの絶賛ぶり取材ぶり騒ぎぶり、なんだったんでしょうね。2008年ごろ、「今なぜ『蟹工船』がブームに?」との騒ぎを超えていました。#捏造ブーム
— 祭主🍎 💉💉💉🍋 (@Nonbrenoir) October 28, 2018
宮崎駿さんが愛読書にしていたり、糸井重里さんが絶賛したり、池上彰さんも影響を受けているとされる「君たちはどう生きるか」。
内容が哲学的で、思想的な内容を国が全体的に絶賛していると危機感を覚える人は一定数いるのは当然かもしれませんね。
漫画の表紙が小説の雰囲気と違いすぎて嫌悪感を抱く。
もともと原作を読んでいた方には漫画の「絵」や「表現」について気持ち悪い・嫌いと感じる意見もあったようです。
古い話題についての静かな怒りなのですが「君たちはどう生きるか」という本はわたしの中でとても大切な本で、だからこそあの漫画の表紙は本当に許せなかった
意図的だと理解していますがコペル君はあんな表情は絶対にしない— 紺色 (@__rho_mu) January 18, 2020
『君たちはどう生きるか』って、小説版の淡々とした感じがいいんだよ。漫画だとコペル君が激情的になってたりちょっと大げさにし過ぎてちょっと違和感。漫画の表紙の凄味のあるコペル君の表情も私が小説から受けた印象と違う。淡々と話が進みながら心にしみる感じが好きだったんだよ。
— もこっち (@wata_mote) March 2, 2018
漫画に比べると小説は淡々とした感じになっているらしく、漫画で描かれるコペルくんの感情的な表情に違和感を覚える人もいるようです。
Amazonのレビューの方にも原作を読んでから漫画を読んだ人たちから「あまりにもデフォルメしすぎている」や「どうでも良いところを漫画にしていて肝心なところを省略している」といった批判の声が見受けられました。
小説をそのまま漫画にするのはなかなか難しい事なのかもしれませんが、小説から先に読んで、次に漫画を読んだ方には、内容やコペルくんのキャラに違和感を感じてしまうようですね。
ジブリ映画「君たちはどう生きるか」原作と違うの?あらすじ・考察・予想
小説原作のあらすじ
この小説の主人公は、15歳の少年・本田潤一(あだ名は「コペル君」)です。
コペル君の父親はすでに他界し、母親と暮らしています。
成績は優秀ですが、背が小さいことが悩みの種です。
コペル君はおじさんと仲が良くなり、2人で遊んだり、出かけたりしています。
このおじさんがあだ名をつけた張本人で、コペル君というあだ名はコペルニクスにちなんでいます。
物語はコペル君が、自分自身や人生について考え、成長していく過程を描いています。
ジブリ版「君たちはどう生きるか」内容は?
ジブリ映画「君たちはどう生きるか」ですが、吉野源三郎の小説よりタイトルを取っているものの内容はまったく違うものになるようです。
「君たちはどう生きるか」の小説が主人公にとって大きな意味を持つということで関わってきますが、ストーリーは冒険活劇ファンタジーになるようです。
てっきり原作がジブリ色になってそのまま公開されるものと思っていましたが、そういう事では無いみたいですね。
鈴木敏夫プロデューサー、タイ人女性カンヤダさんとの関係で問題に・・・
ジブリファンが待ち焦がれている「君たちはどう生きるか」ですが、そんな最中に鈴木敏夫元プロデューサーが公私混同でタイ人女性にジブリの資金を注ぎ込んでいることがスクープされてしまいました・・・
ジブリのタイ人の件ほんとだったらやべーすなあ。君たちはどう生きるか…だなあ
— マスクド・イマイチ🍥 (@Masked_II) March 28, 2023
ジブリの鈴木プロデューサーがタイ人女性に入れ上げてるニュースが好きすぎる。そこで公開される映画が「君たちはどう生きるか」てのも最高。
— okanamee (@okaname) March 28, 2023
確かに「君たちはどう生きるか」という非常に哲学的な作品が公開される前にこのスクープは・・・少し悲しいですね。