4月からはじまる日テレ系、日曜夜10時30分〜ドラマ「だが、情熱はある。」は、オードリーの若林正恭さんと南海キャンディーズの山里亮太さんの半生を元に描かれる事で話題になっています。
オードリーの若林正恭さんと南海キャンディーズの山里亮太さんの2人はエッセイ本を出していることでも有名ですが、このドラマに原作は何かあるのでしょうか?
今回の記事では・・・
■ 「だが、情熱はある」に原作はあるのか?
■ 「だが、情熱はある」はどんな風に描かれるのか?
■ 「だが、情熱はある」のキャストは?
■ 「だが、情熱はある」の脚本家は?
についてまとめています。
「だが、情熱はある」に漫画や小説やエッセイなどの原作はある?
「だが、情熱はある」には原作となる漫画や小説などはありません。
脚本家が書き下ろす、完全オリジナルストーリーとなあります。
原作は無いのですが、オードリーの若林正恭さんと南海キャンディーズの山里亮太さんの、これまでの人生を元にドラマが描かれます。
「だが、情熱はある」はどんなドラマ?どんな風に描かれる?
「だが、情熱はある」には原作は無く、脚本家が書き下ろすオリジナルストーリーなのですが、このドラマの主人公のモデルとなる若林正恭さんと山里亮太さんは、それぞれ自伝的エッセイを出版していて、Amazonでも高評価を得ています。
このドラマのプロデューサーもお2人のエッセイのファンであり、
「嫉妬や劣等感、負の感情を燃料に」と山里さんが。「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ」と若林さんが。
エッセイの中でそう言っているから、自分も「負の感情を燃料に没頭」しているうちに、ふたりの人生をお借りして、ドラマにできることになりました。(引用:だが、情熱はある公式サイト)
とコメントしています。
ドラマの内容はあくまでもオリジナル青春ストーリーとなっているのですが、2人のエッセイの内容も少なからずモデルとなって出てくるのではないかと予想されます。
それではお2人のエッセイはどんな内容なのでしょうか?
少し詳しく見ていきたいと思います。
若林正恭さん著「社会人大学人見知り学部 卒業見込」
若林正恭さんの「社会人大学人見知り学部 卒業見込」は雑誌ダ・ヴィンチに連載されていたエッセイをまとめたものです。
あらすじ・ネタバレ
若林さんが30歳のときの2008年、M-1グランプリで2位となりテレビに出始めた「社会人一年生」の頃からの事が書かれたエッセイです。
一般的には高校や大学を出て働き始めてぐらいからを社会に参加しているというのだろう。しかし、ぼくがそういった感覚を味わい始めたのは三十歳になってからであった。
特定の企業に雇用されて働くということをせずに、若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリウムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた。
(社会人大学人見知り学部 卒業見込「まえがき」より)
スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。
(社会人大学人見知り学部 卒業見込より)
口コミ
若林さんのエッセイは口コミを見ても20代の「何者にもなれていない」時代のモヤモヤに共感している人が多い印象です。
このエッセイでは社会に出て成長していく若林さんを自然と感じることができるという点でも評価が高くなっています。
山里亮太著「天才はあきらめた」
山里さんが書いた「天才はあきらめた」は、これまでの芸人とし活躍してきた中で、うまく行かない時に感じたこと、格好悪いこと、情けないことも全てさらけ出し書いた、芸人の魂の記録です。
相方しずちゃんの映画「フラガール」出演オファーに嫉妬してもみ消そうとした未遂事件などの秘話も書かれており、山里さんが女優蒼井優さんと入籍記者会見をした直後に注文が殺到し、8刷3万部の大型重版されたのですが、それでも追加注文のペースが止まらず、更に9刷2万部の重版がされました。
山里さんはこのエッセイの売れ具合に対し「妬み嫉みを燃料にしてきた山里が、その妬み嫉みのおかげで本当に色々な素晴らしい思いをさせていただいております。この本はその証拠になってくれています。」とコメントしています。
あらすじ・ネタバレ
「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。
嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。
コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。
その舞台でようやく見つけた景色とは――。「天才はあきらめた」より引用
コンビ不仲や、嫉妬の気持ちをどうやってモチベーションにつなげてきたのか、天才は諦めたと言いつつ、諦めた人とは思えない熱量を感じる内容とのことで、中身が気になりますね(*^^*)
口コミ
山里さんのエッセイはレビューを見ると、みなさん自己啓発本のような影響を受けていることがわかります。
ともすれば無気力や諦めが蔓延しがちの現代において、負の感情をここまでエネルギーに変えて情熱を燃やせる事に、勇気を貰う人はたくさんいそうな感じがしました!
「だが、情熱はある」の主要なキャストは?
2023年2月現在、公表されているのは主人公の2人を演じるキャストのみです。
オードリー若林正恭 役
高橋海人さん
(King&Prince)
南海キャンディーズ山里亮太 役
森本慎太郎さん
(Six TONES)
キャスティングがイケメンですね・・・!
特に山里さんを演じる森本さんは「山里さんのことを、色々調べていくと、僕はまったく共感ができませんでした(笑)」とコメントされており、大丈夫かな
?(^_^;)という気もしますが・・・
どんな風に演じてくれるのか楽しみに待ちたいと思います(*^^*)
「だが、情熱はある」の脚本家は?
脚本を担当するのは今井太郎さんです。
今井太郎さんの他の代表作は「泳げ!ニシキゴイ」(2022)を手掛けています。
だが、情熱はある ドラマの原作はエッセイ?【まとめ】
4月スタートの日テレ系、日曜夜10時30分〜ドラマ「だが、情熱はある。」に原作は無いのですが、この物語のモデルとなるオードリーの若林正恭さんと南海キャンディーズの山里亮太さんは大ヒットのエッセイを書いているので、そのエッセイの中からストーリーにかかわってくるエピソードが採用される可能性は十分あるのでは無いでしょうか?
今回の脚本家は「泳げ!ニシキゴイ」を書いた今井太郎さんが手掛けます。
キャストはKing&Princeの高橋海人さんとSIxTonesの森本慎太郎さんが決まっています。
果たしてどんな風にお2人が描かれるのか、とても楽しみですね(*^^*)